自らコーチングを受けてきた経験から
コーチングを知っていますか?
皆さん、「コーチング」のことをご存知でしょうか。
名前は聞いたことがあるけど、具体的には何をしてるんだろう?
名前は知っている、聞いたことがある、という方でも具体的に何をするのかはわからない、大体はこのような認識なのではないでしょうか。
プロのコーチングを受けた経験がある
そういう方は少数派で、
ここまで来ると、該当する方はあまりいないもではないかと思います。
コーチングを受けた経験から
私は、とあるご縁があり、そんな貴重な経験をすることができました。
それも業界TOPクラスの一流のコーチに、1年半継続してセッションを受けた経験、です。
そのコーチングについて、自分がセッションを通じて学んだこと、知りうる範囲のことを、私的なコーチング論として、書いてみたいと思います。
コーチングとは
コーチングの定義
コーチング。その定義はどうなっているのでしょうか。少しWikipediaから引用してみます。
促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界的に合意された明確な定義は存在しない、とのこと。
日本での成り立ち
日本での成り立ちと現在について。
日本では、コーチングという言葉は1950年代から1990年代まで、スポーツ分野で使われていたが、1990年代から2000年代にかけてビジネス分野での使用が急増し、スポーツ分野と逆転する勢いを見せた[15]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1997年に、ライフ・ダイナミックス系の大手自己啓発セミナーIBD(It’s a Beautiful Day)の主宰者伊藤守 (実業家)が、コーチU(レナード)のフランチャイズとしてコーチ・トゥエンティワン(現在のコーチ・エィ)を設立した。これが、日本で最初の自己啓発セミナーの系譜のコーチングの組織的な導入であり、日本でもアメリカ同様に、自己啓発セミナー関係者たちが、初期のコーチングを広めていった。2000年にリクルート出身の榎本英剛がCTIジャパン(ウィットワース)を設立。コーチ・エィ(コーチ・トゥエンティワン)もコーチ・トレーニング・インスティテュート(CTI)も自己啓発セミナーから派生した国際コーチ連盟系で、日本でコーチングといえば国際コーチ連盟の影響が強い。コーチ・トゥエンティワンは伊藤守が設立したコーチ・エィと2001年に統合されている。
コーチングの手法
コーチングの手法について。
コーチングは、観察、信頼関係の構築、傾聴、質問、気づきの促進、誘導、提案等のスキルが必要とされる。ディグマン(Myra E. Dingman)は2004年にコーチングの過程を比較し、次の6段階が一般的にみられるとした。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1.形式的な契約
2.関係の構築
3.アセスメント
4.フィードバックを行い、よく考えること
5.目標設定
6.実施と評価
コーチングの成否はコーチとクライアントの「相性」が大きいと考えられているため、初期の契約と関係の構築の段階が重視されている。
私がコーチングを受けたのが2017年~2019年にかけて。国際コーチ連盟系のコーチから受けました。
「コーチングは、観察、信頼関係の構築、傾聴、質問、気づきの促進、誘導、提案等のスキルが必要とされる。」
これはまさにその通りです。実際のセッションに於いては、コーチのそのスキルが存分に発揮されていました。
私的コーチング論
セッション内容
1年半のコーチングで、セッションは、
・その日に話をしたいことは自分で自由に決めて良い
・セッション終わる頃に次回に向けて何をするか、したいのかを決める
・次回の冒頭に前回決めたことはどうなったのかの確認から
という形で行われていました。
主なテーマは仕事に関することでしたが、そこを掘り下げていく中で、話題は仕事の背景や人生、生き様そのものについて、多岐に、深いところまで拡がっていきます。
- 自分自身を見つめ直すこと
- 自分自身に問いかけること
これが通底しているテーマで、コーチはその問いかけを促す存在、であり続けました。
今コーチングを振り返って
最後にコーチングセッションを受けてから半年以上経ち、
それ以降、新しい環境に身を置いて走り続けてきましたが、今回、あくまで私的なコーチング論として、自分が1年半に亘って経験してきたこと、学んで来たことを、まだ記憶に新しいうちに残しておこうと思います。
そしてこれが、コーチングに少しでも関心のある方の、何らかのお役に立てば幸いです。
それでは次回から、具体的な「私のケース」について書いていきたいと思います。
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