コーチング:前回まで
前回まで6回にわたり書いてきたコーチング。
振り返りは今回で終了。一旦の区切りにしようと思います。
【コーチング】ライフコーチングだったこの2年弱の経験
ライフコーチングって何?あまり聞かない言葉ですね。
その字面からなんとなく想像付く部分もあるかもしれませんが、ここでは一旦その定義をご紹介します。
人生を真剣に生きたいクライアントの成長を支援する、コーチとクライアントの総合力で織り成すパートナーシップ
私のコーチングセッションは、本来、ビジネスコーチングで始まっています。
コーチングの定義は、例えばNASAによると次の通りです。
「コーチングとはクライアントに安全な場所を提供して、何がうまくいって、何はうまくいかないのかを明確にし、新しいふるまいを試み、そして新しい経験から学ぶための機会である」
ビジネスに閉じた部分で行えばビジネスコーチングとなりますが、人生全体にまで話が広がっていったのが、私の受けたコーチングセッションでした。それはまさにライフコーチングそのものでした。
【コーチング】最後の数ヶ月で頂いた言葉
コーチングセッションを重ねて行く中でその時々応じて様々な言葉をいただきました。ここで振り返ってみます。
目標達成したら一度祝福する
目標クリアすると次が気になりますが、一旦祝福して区切りをつけるのが大事。そこでは何を祝福したいのか。何がよかったのか。大きな学びは何なのか。
結果が出た時、すぐに次へ行かず、何が活かせるのか、上手く行った要因は何か、振り返っておくのが大事。
・振り返りは節目に来たら、締まったらやる
・誰かと会話しながら具体的にやっておく、整理しておく
楽しいのが一番の原動力
シリコンバレーのシリアルアントレプレナーの研究から出てきた話。この考え方や行動は真似が出来るのではないか。
②あるもので始める
③情熱があるから巻き込まれる
ほとんどのシリアルアントレプレナーに共通していた事
マネジメントでメンバーに相対する時、好きなこと、得意なこと、シーン的に共通することがある。営業も解決してやろう、という時は楽しい。それがコア。
メンバーも方向見える時は楽しい。
役割の中に自分の活きる要素を見出す
会社の中の役割が与えられで、自分で決められない時がある。そういう時は、
・自分のエネルギーが出そうなシーンを見つけ出す
・役割に色付けるのは自分だから、やってみる
ロードマップを書いておく
100やるためマイルストーンを書いておく。やることが見えるとスッキリする。動きやすくなる。
整える術をもっているかどうか
事実は動いていく。思っていたものと違う方向になった時に、10分でも、瞬間でも、元に戻れるといい。自分の合うやり方でいい。やり続けられるから。感情を、考えを整える術を持てているかどうかが大事。
成功するまでやめなければ成功する そのために見えないものを見る
途中で辞めたくなる時はきっとくる。その時に信じ続けられるかどうかが成否を分ける。
・こうなったらいい、面白い、と思うことを見る
見えないものなので、人は理解しない。人は疑う。それはいい。だが、自分は疑わない。
妄想ドリーム、現実ドリーム
妄想ドリーム、現実ドリームは来年レベルのもの。こうしたい、こうだったらいい、そう思うものを出し切る合宿なんかはオススメ。妄想、現実の両方をやるといい。
妄想ドリームは途中で消えていくものがほとんど。全部成功しようなんておこがましい。
・行き着くのが目的ではなく、そこに行こうとなる、それに価値がある
・目標行かなければになるとそこでストップしてしまう
・常に妄想しているとアイディアが出てくる
・何人かでやると突拍子もないのが出てくるのが楽しい
妄想は休みに入る前とかがいい。
【コーチング】いつまでも色褪せない学び
Will Can Must
コーチングセッションの終わりが見えた時、今後セルフコーチングをやってならば、と、使うといい考え方としてWll Can Mustの話に。これはリクルート社で取り入れられている考え方です。
Can:できること
Must:しなければならないこと
この3つを明確にし、仕事の中での目標に置き、追い求めていきます。
この3つを使いこなす考え方のコツは、
②Mustの中にWillを見つけると仕事に結びつけやすい
どちらのやり方がいいかは、その時々で適した方を選べばOK。
こうして能力開発もしていけて、もっと遠くに行くことができるようになっていくのです。
自分に根付いたもの:いつまでも色褪せない学び
このセッションを受けていた2年弱を通じて、自分のスタイル、スタンスがより明快になった気がします。
相手の可能性を信じて持てる力を引き出す、傾聴とサーバントスタイルがベース
ビジネス開発スタンス
自分の力と可能性を信じ、まずは自分で考えて動く。そして周囲の力と可能性を信じ、わからないことは素直に教えを乞い、周囲の力を借りる。その総和を通じて大きな事をなすスタイル
このスタイルとスタンスが、自分の一番心地いいやり方、楽しんでやれるやり方です。
このことを強く自覚できたことが、自分に根付いたもの、いつまでも色褪せない最大の学びでした。
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