初めてのグランドキャニオンへ
グランドキャニオン。今まで行くには遠すぎるような気がして、頭から敬遠してしまっていましたが、この度機会があり、初めてグランドキャニオンに行ってきました。
グランドキャニオンツアー内容
Las Vegasからヘリコプターをチャーターしてグランドキャニオンへ。 現地到着後着陸、しばし滞在。 そこでシャンパンと軽食をいただきつつひと時を過ごす。 帰り道に一か所寄り道してからLas Vegasの街へと戻る、正味3時間くらいの旅。
Las Vegasのホテルから出発。ヘリのため所要時間は短いのもあり、午前遅め時間から出発です。
すぐにマッカラン国際空港に到着。ヘリコプターへの搭乗手続きを済ませていざ出発!
搭乗するとするすると離陸。ヘリコプターってこんな感じでスムーズに飛び立つのですね。
ヘリコプター初体験。初めて知りました。
Las Vegasの街を後にします。
向こうには雄大な山々。それに何よりも遮るもののない広い空!
途中にはダムがあり、湖があり。この水源が、この砂漠の中の街の水を賄っています。
そうして飛ぶこと30分。もうじきグランドキャニオンに到着です。
グランドキャニオン
いよいよグランドキャニオンに到着です。
端からアプローチしてすぐに、あの雄大な景色に包まれました。
この河が、何百万年もの途方もない時をかけて土を削り、この深い深い谷を作りあげたそうです。
見渡す限りの崖と谷と広い空。そんな景色が延々と続きます。
そうこうしているうちに着陸態勢に。何機ものヘリコプターが同じ場所に集結。ここはこうしてヘリツアーのヘリが集積する場所のようです。
ここでシャンパンと軽食。
そして、グランドキャニオンの静寂の中で風の音だけを聞き、ひと時を過ごすのです。
風の音。乾いた岩と土の声。
日本の、様々な樹や森の声、海や空の広がり、風や雨の音達とはだいぶ違う。
悠久の、雄大な、昔から変わらないでそこに佇んでいる、そんな存在の岩や土や風、そして空。
ただただそこに「いるだけ」ともいうような、存在感。
この、解釈の余地すらないようなその景色と空気に、ただただ圧倒されていました。
リスがいました。ナッツを皆があげるのでしょう。人をあまり恐れません。
ここにもう少しいたい。そんな名残惜しい気持ちの中、帰りのヘリに乗り込みました。
帰路
グランドキャニオンを後にして、Las Vegasへの帰り道。途中で給油で着陸するそうです。
先ほどグランドキャニオンで一緒だった他のヘリ達が順番に着陸していきました。
こちらは今回搭乗した機体です。
ヨシュア・ツリー。モルモン教徒が聖書のヨシュアが天を仰ぐ姿に因んで名付けたものだそうです。数か月水分なしでも生きられる砂漠の樹。U2のアルバムタイトルにもなりました。
この寄り道で、ただただだだっ広い、この砂漠の土地で、グランドキャニオンとは違った感覚を体感できて、なんだかとても得した気分になりました。
さて、帰り再度の離陸。
ヘリコプターツアー、騒音はヘッドホンでカバー。揺れなど大したことなくて、想像以上の快適さです。
Las Vegasの街に帰ってきました。
ツアーはこれにて無事終了。
いずれまた来よう。今回で要領をつかみましたので、もっともっとあの風の声、岩の声を味わい尽くしたい、そう思いました。
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