「新版|コーチングの基本」
コーチングについて解説されている本の中で、非常に良い本に出会えました。
「新版|コーチングの基本」鈴木義幸 著
これからコーチングを始めるにあたっても、受けるにしても、コーチングに際してその理論、メカニズム、実践例を知っておくことで、コーチングの取り組みがより有益なものになるのではないかと思います。
この本は、その参考となる内容が余すことなく書かれている、優れた本でした。
コーチングとは何か?
コーチングを取り巻く最新状況
以下、簡単に本の内容をご紹介していきたいと思います。この本は、次の話から始まります。
「最近では、エクゼクティブコーチをつける経営者の増加や「組織開発」の手段としての全社導入が進んでいたりと、様々な局面と拡がりでコーチングが活用されるようになってきています。」
ではそんな拡がりを見せてきているコーチング。
それはいったいどんなものなのでしょうか。
コーチングとは?
対話を重ねることを通じて、クライアントが目標達成に向けたスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセスそのものでもある。
この本ではこのようにコーチングを位置付けています。
コーチの役割とは?
コーチの大きな役割は、
クライアントが自らの力で目標達成することを支援すること
としています。
そして、コーチは、様々なコーチングのスキルややり方を自然な形で会話の中に盛り込みながら、戦略的にクライアントの目標達成をサポートしていくのです。
その他のテーマ
このあと、本のテーマとしては、
・コーチングの視点、実際
・コーチング・プロセスやスキルの説明
・コーチング実践例の紹介
と続いていきます。
コーチングの良さ【体験談】
数多ある手法の中で最高だったのは「コーチング」
私自身、これまで様々な人材開発や組織開発の手法や研修を過去のビジネスマン経験の中で受けてきました。ひとつひとつ挙げたらキリがありません。そんな中、ビジネスマンとしてのキャリアをだいぶ積んでから、コーチングを受けました。こうして様々な人材開発の手法を経験してきましたが、
コーチングが自分にとってどれよりも断然フィット感がありました。
一体なぜだったのでしょうか。
コーチングがよかった理由
それは以下3つの理由に集約されると思います。
コーチングを通じて得た知見、アクション、出てきた行動は全て、誰かに強制されたものではない、内面から動機が沸き起こり行動に繋がっていった「我が事感」が満載であったこと。
個人に向けたテーラーメイド的な手法であったこと。
会社にも上司にも内容は共有されない安心感があったことで安心して素をさらけ出せたこと。
はじめは半年で、と始めたコーチングも、いつの間には1年半取り組んでいくことになっていました。きっと機会が許せば、まだ今でも受け続けていた、そんな気がしています。
コーチング:これからの関わり
このように、コーチングについてはとても手応えを感じましたし、その手法を信頼しております。ですので、常日頃から自分自身、
・可能であればコーチをしてあげたい
と思ってきていました。
最近、仕事でそういう機会に恵まれそうで、そこで改めて参考文献を探して読む中、この本、
新版|コーチングの基本」鈴木義幸 著
に出会ったのです。
私のコーチング体験談
私の過去のコーチング体験談は、以下の記事で紹介しています。
コーチング:人や組織の可能性を開くもの
コーチングに興味を抱いたら
ここまでのところはいかがでしたでしょうか。
コーチングについて更に詳しい内容を知りたいなど、興味を持たれたら、次は実際にこの本を手にとってご覧いただければと思います。
きっと期待を裏切らないと思います。
コーチング:拡がるその可能性
この本で言う通り、現在コーチングは、「人や組織の可能性を開くもの」
として様々な可能性と拡がりを見せています。
そしてこれから先、どんな風に世の中に定着し、拡がっていくのでしょうか。
変化の激しい時代。まだまだこのコーチングが拡がる動きは拡大していくと思います。
コーチング。今後も目が離せませんね。
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